隣の君。
桜の木。―ニーナ目線―


春。


桜が綺麗に舞っている中、あたし桐崎ニーナは彼氏の湊くんを待っていた。

伝説の桜の木の下で待ち合わせ。


うちの学校に入ったら、絶対やろうと思ってた。


―桜の木の下で待ち合わせをしたカップルは幸せになれる―
それがうちの学校の伝説。


< 1 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop