後輩はダメですか?①
どうしよう…何していいかサッパリわからない。
部長を尊敬するよ、マジで…。


「美沙~?早くしないと時間が」
「分かってる!ちょっと黙りなさい!」
「おぉ~コワッ。1年生気をつけてね。」
「何言ってんの!?」
「この子、怒ると凶暴だから(笑)」
「ま~き~さん??」
「何も言ってないです。スイマセン」


1年生笑ってるし。
てか、大爆笑??


時間は刻一刻と過ぎていく。


自己紹介も、パス練もすべて終わった。


「美沙~、試合した~い」
「だよね~。でも、1年生が…」


「大石~!!!!!試合しようぜ☆」


爽やかに走ってきたのは、男バスの2年生たち。
その中に幼馴染の『諒』がいた。


「いいの!?そっちの1年生とかは…?」
「いいのいいの。やろうぜ☆」
「う~ん。どうする?」
「あたしやりたい!!男バスとって、久しぶりだし!」
「お!さすが!ノリいいね~、麻紀。」
「でしょ~☆」


勝手に話進めるなっつうの。
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