とある女の子の小さな恋の物語。

可愛い。

「んっ、と。えっと。あ〜。」

必死で考える姿は、
まるでリスみたい。

小動物だ。

「あっと、めいさんって。好きな人居ます??」

・・・そこから、攻めるかぁぁっ。

私は、出来るだけ
表情を崩さずに言う。

「別に??そんな人いないわ。」

声も、奮えてない。
大丈夫。


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