わがまま、言わせてよ【ミュージシャンとの恋】


『じゃ、明日来てね〜
お迎え用意しとくから(笑)』



「うん…、またね」



ブツッ……ツー…ツー…







−−そんなはずないのに

あたしには


電話を切る音が
すごく怒っているように聞こえた。




『…そっか…、…』


その時の声が

一瞬、寂しそうに聞こえた。











「…ごめんね」


電話を離すと

あたしは
誰もいない家の壁に向かって


謝っていた−−…。









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