うらばなし

ーー

分福「どもーっ、妖怪テレビ『人間界より面白いがモットー』のNOM放送局から来ました、分福(ぶんぶく)言いますーっ。次のインタビューは、泣く子はもっと泣かす、悪の中の悪党!なのに、人気がある不思議系ウザデレの藤馬さんにインタビューしたいと思います!」

藤馬「人の肩によじ登るんじゃねえよ、たたき落とすぞ」

分「いやぁ、藤馬さん身長高いのに、女装下駄で更にかさ増ししてますから、あっしのマイキュが届かないんですよー!あれですっ、ここは一つ、黄色い電気ネズミさんの類だと思って癒されて下さい!」

藤「……」べしっ

分「あうっ」

藤「癒されるか、クソ狸風情が。つか、蚊何匹連れて来てんだよ!耳鳴りみてえな音してんじゃねえか!」(足裏ぐりぐり)

分「藤馬さんは、キャメラさんを壊すので、百匹用意しました!」(むぎゅー)

藤「てめえもろとも、瞬殺してやろうか、あ?」

分「その前にっ、藤馬さんのストーカー行為にてインタビューしたいんです!」

藤「は?ストーカーだぁ?」

分「ええ!何でも、藤馬さんはフクロウさんをストーキングしているとか!嫌がるフクロウさんにちょっかい出しては逃げられ、またちょっかい出しに行くという。素直になれない小学生男子(鼻たれガキ大将ポジ)みたいなことをしていると聞いたもんでっ」

藤「その噂ばらまいている奴ごと、その噂聞いた奴全員が呪われるようにしてやっから」

分「で?で!?どーなんです!ついに鬼よりも鬼な藤馬さんも、恋とかしちゃったんですか!」

藤「はあ?恋じゃねえよ。所有物をどうしようが、俺の勝手だろうが。物風情がいっちょ前に反抗して来るから、躾てやってるだけー。奥さまが、旦那に逆らうんじゃねえってーのー。いつか組み伏せて、やり捨て予定。まあ、マグロじゃなければ、それなりに所有しといてやるがな」

分「な、なんと恐ろしい!」

藤「ああ、今更か。そうだよ、本来俺はーー」

分「フクロウさんに対して、性的な事を考えられるなんて!す、スキュープ、スキュープ!『衝撃!藤馬さんは、鳥類でもオカズに出来るぞ!』これは、新しい特番を組まなくちゃなりませんね!」

藤「キャスターなら、きちんと情報収集してから来いやあぁ!」

分「藤馬さんっ、フクロウさんがいいなら、ハトさんのハト胸とかもいけるのでしょうかーーって、うわあああ!」



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