うらばなし


ああ、そうですよね。頭で練り上げたストーリー、ええ、確かに無駄にはしたくない。


未熟な私めのことですから、また納得できないと未完を非公開にしてしまう時があるでしょう。自分一人ようとだけに書き上げるでしょう。


ですが、なるべく読み手の期待に答えられるようにはしていきます。絶対。


その作品がダメならば、次の作品で楽しませます。その繰り返し、繰り返される中で、あなた様が楽しめる作品があれば良し。いつか私も読んで満足できる作品を書き上げます。


「苦労好きだな、君は。満足も何も、完結させたことに祝杯でもあげればいいものの」


あはは。自分に厳しくがモットーなもので。


「まったく……。ほら、ガトーショコラ作ったから食べろ」


ロード……。


「たまには息抜きも必要だ。書いてばかりでは、疲れる」


ええ、ありがとうございます。いただきます。


「ゆっくり食べろ。そうしてゆっくり休め。君は暇さえあれば、いいや、寝る間も惜しんで、紙にでもケータイにでも書いているからな。いくら書くのが楽しくとも、疲れることには違いない。適度に休め、倒れられたら書けなくなるからな」


ロードは本当に優しいですね。ツンデレバンザイ。


「ツンデレ言うな、今までの会話が台無しだ」


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