MISSION〜ターゲットはキミの唇〜
近くにある公園のベンチ

そこで、雪ちゃんが買ってくれた、石焼き芋を食べることにした


「はい。どーぞ」


雪ちゃんが、お芋を半分に割って渡してくれる

1個は多いから、半分ずつにしてもらった


「ありがと!雪ちゃん!」

「どーいたしまして」


雪ちゃんから受けとると、ホクホクの温かいお芋から、甘い香りが漂う


「いただきまーふっ」


一口食べた瞬間、お口の中に幸せが広がる

ついつい、顔が綻ぶ


「美味しぃ〜幸せぇ♪」


キスのおねだりは
うまくいかなかったけど

お芋が美味しいから、今日は諦めよう

とりあえず、今は目の前のお芋に集中することにした
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