不良彼氏は正反対

だから

どんなに冷たくても返してくれる優しさ
にうれしくなった。



まっすぐ

なんにでもまっすぐな愛斗が好き。



自分で考えて生きていける強さが好き。


振り返ってくれなくても、

大好きな愛斗が健在なのがとても嬉しい
ってのは



・・・おかしいかな?



潤んでしまう目も・・
今日は嬉しくてかな。



「そんな顔すんなよ・・」

「・・え?」



なんだか、

愛斗の呟きが聞こえた気がした。



だけどもう愛斗の姿は無くて。


勘違いかな?



あたしも学校いかなきゃ。

愛斗と普通に話したりできるかな?




密かにそう願った。

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