【完全版】秘密のフィアンセ☆ 上



「ゆ、佑斗!起きてたの?」


ビックリした~。


「起きたんだよ。お前の独り言がうるさくて」


佑斗は寝たまま、両手を伸ばした。


「ごめんなさい!」


ありったけの嫌味を込めて謝る。


寝顔はかっこよかったのにな。


口を開くと、ムカつく事ばかり言うんだもん…。


「カーテンなんか閉めて、まだそんなに寝たいの?」


「えっ?ち、違うよ」




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