【完全版】秘密のフィアンセ☆ 上
信じられない。
本当なの?
佑斗のその言葉、信じていいの?
「お前さ、今、ドキドキしてるだろ?」
「えっ!?な、何言うのよ!」
佑斗は少し笑いながら、私を抱きしめ、からかった。
図星なだけに、恥ずかしいじゃん。
「ドキドキなんかしてないよ」
あっ、また可愛いげのない言い方しちゃった。
それでも佑斗は、ちょっとだけ笑って、またギュッと抱きしめる。
「だって、お前の心臓の鼓動が響いてるんだって。こうやって抱きしめてたら分かる」