ド†クールな彼氏様ッ!
「ね?ありえなくない?!何? 『帰れ』 とか、 『あっそ』 ・・とかぁ~!!」

内田の頭を叩きながら喚くアタシ。

『イッテーな・・・別に、帰れ。とか思ってんじゃなくて、樹(イツキ)なりの優しさなんじゃねーの?』

「は?何ソレ。キングコ●グが国を破壊しにきてソレを応援してるクソ野郎の心境ぐらい意味わかんない!!」

『はぁ?お前の考えてる事のがわかんねーよ。んだよ、その意味不明な例えは・・』

「じゃあさ、アンタは練習を応援してる彼女に帰れとか言うのが優しさだって言うの?!」

『えーっと・・・だー!もーお前俺と同じくらい馬鹿だから説明しずれー!!!』

「な、何どさくさにまぎれて失礼な事ぶっこいてんのよ!!バカはお前だアホー!」

ギャーギャーやってると、サッカー部の笛がなった。

『お。俺休憩終わった。んじゃ、行くわ。・・・直接本人に聞け。ソレが一番分かりやすい。』

そう言って走ってった。

「よっしゃ!直接、直接!」

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