埋蔵金みーっけた。
「・・・っあ、ごめん
本に集中してた。 じゃ、
勝手に部屋の掃除でもしといて」


急に目が合い、そんな事を言われた。


えぇー・・、どんだけ読書魔で


いらっしゃるんですか。


そんなことを考えながら、部屋の中に


お邪魔した。


「えぇー・・」


入った途端、あんまり信じたくない光景が目に


入った。   ・・・部屋の隅で読書って。


も、もしかしたらあたしの掃除の邪魔を


しないようにしてくれてるとかっ?


前向きに考える、ここ重要っ。
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