埋蔵金みーっけた。

好奇心に勝るものはない。 有side.

あ、はい。


濱田 有、中一です。


今俺の目線の先に居るのは、


佳代とかいう小柄な女子。


母さんに頼まれて、俺の部屋の


掃除をしに来たそうな。


「・・ん? 有? どうしたのー」


「は、いや。 別に」


おわあ、ばれた。


ガン見作戦は失敗。
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