spiral"alive"Ⅱ
「まさか君が反乱分子だったとは…。驚いたな。」
怪しく笑ったその瞳から目を逸らす。
“M”に連れられた先は、思った通り学園長室だった。
「…思い通りになって良かったな。」
俺の言葉に学園長はわざとらしく首を傾げた。
「はて、何の事かな?」
「とぼけんなよ。お前は最初から知ってたんだろ?けど、俺と同じように追い詰められる証拠が足りなかった…。
だからお前は、俺自ら罪を認めさせるしかないと思った。
違うか?」