spiral"alive"Ⅱ
「ハァ…ハァ…。」
無我夢中に瞬間移動した先は、南棟だった。
「ハァ…右京君、大丈夫?」
右京君は手を上げて一応返した。
けど、顔色も悪いし息も切れてる
それに何より苦しそうだ
でも、どうにかして逃げないと!
「右京君、歩ける?」
私は右京君を支えながら少しずつ走り始める。
っ…能力消滅の衝撃がこんなに激しいなんて…
きっとあの時が、右京君の最後の力だったんだ
「右京君…。」