spiral"alive"Ⅱ

今のはさすがに効いた筈



そう思っていたのに…




「嘘だろ…?」



煙が明けた先に見えたのは



傷一つ無く椅子に腰かけた副学の姿。




「無駄だ。私の周りには強度の結界が張られている。

貴様等如きの能力値で破る事など不可能だ。」



「っ!」



クソ…面倒くせぇな




ってーー




「は?」



一瞬目を疑ったけど、間違い無い




副学が…二人に別れてる。




「なっ!」



「どういう事…!?」





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