spiral"alive"Ⅱ
岬の手に握られていた紙には、確かにそう書かれていた。
「ハァ…アイツ等主役だって事忘れてんのかよ…。」
愁は力無く溜め息を吐いた。
「ハハッ、さすが右京の息子だな。」
「本当。やらかしてくれるわね。」
対照的に、涼太さん達は楽しそうに笑う。
二人につられて、皆も少しずつ笑い始めた。
そんな中、葵は能力で4人の居場所を特定出来ていた。
「…成る程ね。」
そういう事かーーー