向日葵〜出会い編〜

「…い。おい。」

誰かの声で起きる

「…誰?」

目を開ける。

「俺だ。」

「拓人…。ここは?」

「お前の家だ。」

前を見ると私の家だった


バイクから降りてお礼を言う

「ありがとう。」

ん?

確か付き合え。
って言われなかったっけ?
バイクは走り出そうとした

「あ、ね!待って。
どこか、いくとこなかったんぢゃないの?」

拓人は後ろを振り返り
私のほうを見て言った

「誰かさんが寝てたせいで中止になったわ」

む、ムカつく〜!

「っな!わざとぢゃないし!」

という私の言葉をスルーして帰ってきた言葉は、

「んぢゃぁな、」

だった

拓人は再び前を向き、走り出した

なんてムカつくな奴。

「ただいま〜」

家に入り、自分の部屋に入った

そしてすぐにベッドにダイブ


今日はいろいろと疲れたな


―お父さん、今日も無事に1日を過ごせました
無傷に感謝します。

そして、今日は拓人と知り合いました
小さな出会いをありがとう
明日も見守って下さい。

おやすみなさい、お父さん

そー お父さんに話しかけて私は眠りに入ったのだった
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