奏
彼と久々に手を繋ぎながら、
「どこでするの?」
「トイレとかでいいんじゃねっ」
適当
やっぱり冷たい
「明るいから、いやっ」
外って言う時点でもういやだったけど、
事前にそれは却下された。
これ以上嫌われたくないから、私はそのことについて反論はしなかった。
だって、
もう私の味方は彼しかいないと思ってたから。
ちゃんと話せるような友達は私にはいなくて、
家もごちゃごちゃしていたから。
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