姉以上☆恋人未満 ~ホワイトデーの贈り物~
『SHIRO、私にしとき。』


その言葉が甦って来た。


「佳歩さんは・・・」


「ユタカさん!!」


ユタカが何か言おうとしたら、
SHIROが口を挟んだ。


「俺・・・姉さんが好きなんだ。
でも、それは彼女にフラれて
淋しいからなのか、
それとも、本当に姉さんが
好きなのか、わからないんです・・・」



「SHIROさん、佳歩さんが言ったことが
すべてですよ!!」


「姉さんが言ったこと・・・?」





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