きっと忘れない

*記憶*

その日の夜、涼香はなにか嫌な気配を感じ外に出るとそこには、2匹の獣のような妖怪が涼香に襲いかかろうとします。

「なに、こいつら私だけを狙っている。でも、どうして」

「ぎゃるるるう。きさまの魂をよこせそうすれば我らはもっと強くなれる」

どうしよう、これじゃ殺される。涼香がおきらめたその時、あの黒猫が現われた。

「どうして、ここに来たのだめ逃げてー!!」

涼香が叫んだとたん、黒猫の姿が人の姿になり涼香にこう告げたのだ。

「大丈夫、あなたは私が守る。それに、あなたを忘れた事は一度もない」

「あなたは、誰?」

涼香の問いに答えず黒猫だった男の人は、獣と戦おうとしている。

「事情は後程」

圧倒的に獣を倒した、その男は涼香に近づこうとする。

「あの、た、助けてくれてありがとうございます。」

「よいよい、それにしてもそなたは、私のことがわからぬのか?」

涼香は、言っている意味がわからなかった。

「あの、それって、どうゆう事ですか?」





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