極甘王子はいかが?
これは、モテすぎるお義兄ちゃんが、女の子に囲まれてる時に嫉妬したお姉ちゃんが、女の子を追い払うために考案した一言だそうだ。
流石お姉ちゃんと言うべきか、効果てきめんで、追っかけの子だけじゃなくちぃちゃんと美倉くんまで固まってる。
「ちぃちゃん、美倉くん、今のうちっ」
「あ、うん」
「…そうね」
私の声で我に返った二人と一緒に走りだす。
「ぴよこ、自分の言った意味知ってるのか…?」
「知らないでしょ…」
と、後ろでぼやいてたのは私の耳に入っていなかった。