メイドな私とハプニング!


キーンコーンカーンコーーン


そうこうしているうちにチャイムが鳴ったみたい。



私は立候補してないから何にもなってないし。バイトに支障が出るしね。



「白河さん、これ。班の名簿。これ、書いといてくれない?あと、白河さんだけだから。かけたら俺の机置いといて。」


「うん、わかった。わざわざありがとう。」


誰だろ、この人。もしかしたら…この黒髪…朝、見かけた人かも知れない。ふーん、こんな人だったんだ。



「ん?俺の顔に何かついてる?」



「いや、ううん。黒髪って珍しいなってね、ちょっと思っただけ。」



「白河さんもじゃない?」


うぅ…それを言われたらな…いろいろあるんだもん…。



「ちょっといろいろあってね・・。」
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