CANDY POT~キャンディーポット~【完】

君の大切さ

『えーっ尋と出会ったのは、尋の会社のパーティーでした。あたしは偶々、お父様の付き添いで行ったんですけど・・・スピーチする尋に・・もう、一目ぼれでして.....』


「芽依さんの、ノロケ話じゃない?これ・・・」

「・・・だね」

芽依さん・・・何時間、尋道さんの事、話すんですか??


かれこれ、2時間....尋道さん、苦笑いですって!!


でも、尋道さんの事を話す芽依さんは


とっても可愛く見える。

恋をして、一生この人についていこうと思った....


って芽依さんは最初に言ってたけど


私もそうだった。


高校の時、全部全部が運命だって男拒否症の私が人を好きになって


朱雀は運命の人だって....そう思って。
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