裏表彼氏


愛子ちゃんと話ながら
歩いていたらまた誰かに
ぶつかってしまった。

「いたた,ごめんなさい。
大丈夫ですか??」


わたしより背の高い彼を
見上げてみると‥


「あぁーっ!!さっきの‥」

「んっ?会ったこと
あったっけ?
誰かと間違えてるんじゃないの?
ってか俺は大丈夫!
君こそ大丈夫?
今度からはちゃんと
前見て歩きなよ。」


そう言って体育館に
入ってしまった。

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