おれんじ
はじめて
わたしは

暖かい柔らかい空の日..

華穂は

新しい扉を開き…

中学生になりました。

仲良しの友達…裕奈と
緊張しなが...

クラス発表の
黄色い紙を
受け付けの人に渡され..

ふたりで手を
合わせながら…

「あっ!!うち、一組やねん」

「うちは…三組や!!」
ふたりは
同じクラスには
なれなかった…

「しかも、階違うやん!!
うちは二階で、華穂は三階」と、裕奈がガッカリした目で
黄色い色の紙を眺めている

「本当やなー、運悪いな…」と、華穂もため息をもらす

そして
ふたりは体育館へと
向かった...


自分の出席番号を

確認し、その席に座った


裕奈は、出席番号
26番…

華穂も、出席番号
26番!!

席についたとたん、
「やったなぁ、今だけやけど席めっちゃ近いなぁ!」

裕奈が満面の笑みで

こちらを向いている

「そうやな!なにげ、ついてるかもなぁ」
華穂も嬉しそうな

顔をして喜んでいる

「いい彼氏作ったる(笑)」

「そーやな…頑張ろうなぁ!!」

そんな風に
たわいもない会話を
していたら、一人の先生が話しかけて来た

「クラス違うのに仲良しやな!!もうそろそろ、
入学式始まるから
静かにせいよ!華穂!裕奈!」

よくわからなかった…

なんで?うちらの名前、知ってるんやろ?疑問を持ちながら会話を終わらせた
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