REAL HOPE Ⅱ
「今、ずっと見てただろ」
灰皿にジュッという音をたてて、タバコを消したのが右の視界に入る
「別に見てないし」
いや。実際見てた
てか完全に見てたし、見惚れてた
「嘘つくなよ。」
レツは睨まれていたとでも思っていたのか、不快そうな顔をする。
「もう!!何でもいいじゃん!お腹すいたから夜ご飯行こう」
あなたに釘付けでした。なんて言えるはずもなく
勢い良く立ち上がった私は、入り口へと歩き出した。
「待て。今日は俺ん家」
先に歩き出した私を止めるかのようなレツのその発言
「え?」