REAL HOPE Ⅱ



「………ん、」


ゆっくりと体を起こす。


ここ…どこ?


薄暗い見たことのない部屋。



「起きたか」



声の方へと振り返ると、壁に寄っ掛かっているレツ…



「…ここは?」


「倉庫の仮眠室だ」



一歩づつレツがゆっくりと近付いてきて、私が寝ていたベッドへにギシッと音をたてて座る。



「大丈夫か?」



レツの顔はいつもの凛々しい顔付きじゃなくて、少し弱々しい




「…………うん」



そして気が付く、私の来ている服が制服じゃない事に




「…っ」





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