REAL HOPE Ⅱ
レツはさっきみたいに私のお腹まわりに腕を回すと、マブタを閉じる
「ねぇ、レツ」
「ん?」
その声は瞳を閉じたまま発せられていて、レツは眠いんだろうか
「おやすみ」
「あぁ、」
今何時間だろう。まだ外暗いから夜中だよね、
レツの部屋って時計ないから不便
「ねぇ」
そう二回目に私が呟いた所で、迷惑そうに眉を歪ます目の前の彼
「んだよ。病人は黙って寝てろ」
さっきまで優しかったのに。倉庫の時は優しさの固まりだったのに
今はその優しさなんか何処へやら、いつもの無愛想なレツ