甘い恋には遠すぎて
『オイッ、一臣起きろってば!』
呼び掛けても返事がない。
まだ寝てるわけがない。たった数秒しかたってね〜じゃん?
『オイッてば!!何があんだよ、放課後!』
少し声をデカくして言った。
『うっせーなぁ……。』
一臣は仕方なく顔を上げた。
よしっ!!!
『そこっ!うるさいぞ!!』
やべぇ〜先生に注意されたじゃねぇかよ……
一臣め!!……
仕方なく黙り俺はまた問題と向き合う事にした。