カミレツの彼
カミレツの彼
次の日、学校に登校すると。
「人だかり?」
私のクラスの前で、人だかりが出来ていた。
「何事?」
立ち止まって、様子を見ていると、
「あ、香澄ちゃーん!」
と呼ばれた。
「ほら、行きなよ!」
「え?」
誰に話しているの?
その人だかりから出てきたのは、
「香澄ちゃん、おはよう」
賢斗だった。
しかも、しかも・・・・
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