エリートな彼に甘く奪われました
「ご苦労様でした。」

軽く会釈をすると彼女は俺と目を合わせる事もなく座り直して業務に戻る。

「ありがとうございました」

俺は一応部屋中に聞こえる程度の声で挨拶しながら、ざっと辺りを見回した。

まだ数名がこちらを見ていて軽く目が合ったから一応ニコリと微笑んでから向きを変えて部屋を出た。



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