プラトニック・ラブ




「そうかそうか」




何を考えているのか分からない。



けれど、ソイツの口から飛び出した言葉は―――…




「お前貧乏なんだな? だから自給に目が眩んで来たんだろ? そしてこの残された料理を見て憤慨したってわけだ?」




…―――あたしを突き刺す言葉だった。




まさに図星を付かれた。



カっとなるけれど何も言い返せない。


それが悔しくて、あたしは俯いたまま奥歯を噛み締め耐える。



そんなあたしの反応を楽しむかのように、ソイツは言葉を続ける。




「勿体無いと思うなら食べればいいんじゃないか? 残りカスで良ければ」




一気に頭に血が上り、熱を帯びる。



そのせいなのか、頭が痛くなってきた。


眩暈のような、視界が歪む。




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