マジで恋する10秒前!?

置いてけぼり

流雅side



終わりのチャイムが俺の頭に響く。



「流雅君っ今日ね、暇な人集めてカラオケ行くんだけど来ない?」


帰る準備をしていたら、知らない女に誘われた。



ってか、誰・・・こいつ?



女は音彩しか覚えてねぇし、覚えたくもねぇし



それに、暇な人?



「俺はそんなに暇じゃねぇから」


「そっか・・・それじゃあ」


こんな会話でも、そいつは顔を赤らめて近くで待っていた友達とはしゃぐ。



何なんだよ・・・



< 123 / 261 >

この作品をシェア

pagetop