マジで恋する10秒前!?
「「「「「「音彩姫――――――!!」」」」」


「「「「音彩嬢――――――――――!!!」」」」



色とりどりのペンライトが輝くなかで、確かに・・・あたしの名前を呼んでいる?


何で?



何で?



知らせてないはずなのに―――――何でなの?


1人、檀上で放心状態のあたしをよそに、ホールにいる皆からの声が心に響く。


みんな・・・




「「「「「「「せーーのっっ!音彩姫おかえりーーーーー!!!!!」」」」」」」



「・・・みんなぁ....」




ちゃんと待っててくれたの?


こんな、あたしの為に?





流雅・・・ちゃんと、あった。



あたしが、輝ける場所が...
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