マジで恋する10秒前!?
「流雅・・・さっきの言葉取り消し!この子、もらっていい?」


「何で聞くんですか?俺が、いいですよって言うと思います?」


輝星会長と流雅はバチバチと火花を燃やしながらにらみ合ってる。


この状況って・・・決して良くないよね?



「んじゃ、掻っ攫っていくまでだ!こいっ!!」

「へっ!?ちょ・・・っ?」

輝星会長は、あたしの腕を力ずくで引っ張って旧図書室を後にした。



なんで・・・



流雅は.....




あたしを連れ戻そうとしないの?



輝星会長に連れて行かれるのを、ただ見ていただけだった流雅は・・・・


悲しそうな顔をしてたのかな?






さっきから腕を掴まれてばっかりだ....



あたしは、いったい何なのよ・・ぉ
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