ヴァンパイアと私
「・・・これで終わります」


「「ありがとうございました」」



キーンコーンカーンコーン



タイミングよく、授業の終わりのチャイムが鳴った

・・・それにしてもつかれた


ずっと、みんなに見られていたんだもん



そんなに珍しいのかな?



でも、いいや

その前に早く購買に行かないと



私は財布を持って購買へと向かった



・・・


「昨日ぶりだね」


目の前には昨日のヴァンパイア


・・・間違った、鈴音 蓮先輩


相変わらず、綺麗だよね



・・・羨ましい

でも、


「先輩そこどいてもらいますか?

私は購買へ行くので」


「へぇ、珍しいね

いつもはどこかの木陰で独りさびしく弁当を食べているのに



・・・なんでこの先輩知ってんの


可笑しいでしょ


「それに、どうして購買へ行くのにわざわざ遠回りで行くのかな?」




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