愛なんて知らない Ⅲ








「具合悪いの?」



悠希が私の傍に来る





「別に・・・・」






「・・・・ふーん」



悠希の顔が近づいてきた




唇が触れそうになり・・・・






「嫌ッ!」



私は起き上がり、悠希を

突き飛ばした






「どうしたの?」



私の顔を心配そうに覗きこむ






「どうして・・・・?」



私は涙を浮かべながら問いかけた







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