年上の彼氏と年下の彼女
突然、絵梨花さんが立ち止まった。
「あんたさ…」
「…?」
「ふざけてんの?」
「え?何がですか…?」
「大希と付き合ってることだよっ!」
絵梨花さんはすごい顔で
私を睨んできた。
「ほっ本気です」
「なんなの、あんた!まじ見てるだけでむかつくんだよ!」
「すみません…」
「すみません?そんなんで許せるなら、アタシはこんなことまでしねーんだよ」
「…こんなこと?」
「ヤっていいよ。」
絵梨花さんが言った言葉は
何かの合図だったらしい。
その言葉と同時に
数人の男が現れた。
「え?中3?本当にヤっていいのか?」
「可愛いじゃん」
「たっぷり遊んでやる」
「たっぷり可愛がってやるからな」
「え…な、何するの…?」
「怯えてんじゃん、可愛い。」
「うけるー」
「もっと嫌がれよ」
と言って、どんどん私に近づいてくる。
私、どうなっちゃうの?
殺されちゃうの?
死にたくないよ…。