LOVE GAME




─────カツンッ






震える手から落ちてしまった携帯が
三上さんからの着信を知らせて
しばらく鳴り続けていた。





「 ・・・優奈 」


「 ・・・ッぅ! 」




いつもより荒々しいキスは
あたしの唇に傷を残した。








「 お前は、誰を想ってるんだよ・・ 」





暗くて、表情なんて分からないけど
・・・・きっと彼は、悲しそうな顔をしてる。




「 何で、三上の車なんだよ・・・ッ 」





ギリギリと強くなる力に
”痛い”と顔をしかめると
彼に伝わったのか、腕を放して
体を離した。






< 67 / 229 >

この作品をシェア

pagetop