また…会えるよね？

パサっ

「これっぽっちじゃ何の役にもたたねェよ。帰れ。峰岸がどうしようが変わるわけじゃない。いい加減わかっただろ？」


服を着ながら先輩はそう言った。

「・・・じゃぁ、キャバクラとか、そういう所で働きます。そうすれば、稼げますよね？」


「峰岸！？」

「・・・だって！先輩高校行ってないんでしょう？負わされた借金返し終わったら戻るつもりですよね!?だから…私は先輩が早く戻って来られるようにお手伝いしたいんです!・・・けして、同情なんかじゃないです。自己マンかもしれないですけど、私。。。先輩が居なくなったって聞いて、すごく後悔したんですよ！

・・・なんで、卒業の日にしっかり気持ち伝えられなかったんだろうって・・・。

私が伝えたところで、先輩が答えてくれるわけじゃないって解っていても！

言えば・・・何かが変わっていたんじゃないかって…。」



・・・。