恋する天然兎
どんな子って……
「こんな子?」
「違うって、性格とか雰囲気とかさっ。
そーいうのあるでしょ?」
あー…そっちかあ。
顔は…イケメンなのか……私からしたらちょーーー普通だけどね?
「んー…性格はしっかりしてるけど抜けてる?
モテるらしーけど私はかっこいいとは思わないな。」
「姉弟だからでしょ。
あの顔は世間から見てイケメンだから。」
私の言った事を違うと言われ、心にぐさっときた。
てか……い、樹……
「いつのまに可愛い彼女作ったんだ。
それも姉の私よりも先に!!」
私の今の気持ちが声に現れてしまったようで、周りの皆がビクッと肩を揺らした。
あららぁ……
若葉ちゃんはいつもの呆れ顔をしておりそれを見て、楽しそうに笑ったふーまくん。
茶色い髪をふわふわ揺らしながら私を見るふーまくんは
……何故か寂しそうな、何とも言えない気持ちになった。