一生恋愛



『うぅ…。ごめん…』




さっきまで絵を描いていた紙に書いて、謝る。

まだしょぼしょぼな字だけど、まぁ読めるはず!





はぁ…。とため息をはいた宮下くんは、あたしに向かって手を伸ばしてきた。





『…??』



『俺も、手話分かるんだけど。』





手を動かして、そう語る宮下くん。






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