リフレイン〜2nd Season〜

｢ごめんね…ありがと雅樹……｣




あたしは雅樹をギュッと抱き締めた。




ダメじゃん、あたし。
雅樹に心配させるなんて…。




雅樹はあたしを励ましてくれるように、キャッキャッと笑う。




なんだかその笑顔がやけに嬉しくて、泣きそうになる。




｢雅樹はこーゆうとこは潤に似たのかなぁ…。｣




潤も人が傷付いているのを放っとけないから。




自分を犠牲にしてまで、人の為に尽くすような人だから…。




｢雅樹、大好きだよ｣




あたしは雅樹の頬に頬擦りをした。




大事な大事な、あたしと潤の宝物。




それが雅樹。