俺様王子はシャイボーイ?!





『―――ゃん、奈央ちゃん!』



「…へ?」




『奈央ちゃん、名前呼ばれてるよ?』



蒼山の声で、思い出に浸っていた私は現実に戻った。





「あ、ごめん。ありがと」



なんだろ…。
私は蒼山に言われるがまま、先生のところに行った。








『逢坂は凄いなー。ほら、』



先生に渡されたのは、成績表。

あ、今日って成績もらう日だっけ?









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