あなたへの愛を想いながら・・・ 〜第一章〜
「心樺・・・」


「ねぇ、なんでソフィアは・・・
慎のそばにいてあげないの・・・?」


「・・・・・」


「もう、慎なんて関係ないの?
私・・・
ソフィアがわからない・・・」


月人は心樺に近付き、
そっと抱きしめた。


「ソフィアにも何か
考えがあるんやろう・・・」


「えっ!?」


「ソフィアが慎を忘れるはずがない。
そうやろ?」


「・・・・・」


月人はギュッと力強く心樺を抱きしめた。




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