ダイヤモンド
11.恋愛事情


いつの間にか眠っていたようだ。


目を開けて隣を見ると

オレの愛しくて仕方ない女がいた…





って、………ええぇ!?


なんで、彼女がここにいるんだ!?




オレ、振られて……

そんで、ナオト呼んで…

やけ酒して……




記憶がない……




オレも彼女も裸。


彼女と一緒に寝るために買ったベッドで二人で寝ていたようだ。




待て、落ち着くんだオレ…



彼女を襲ったの…か……?


あり得ねーだろっ!!


あんだけ、彼女と一緒にいるときには酒飲まないように気を付けてたのに…



オレって酒飲むと、エロモード全快らしいし…



はぁ…







彼女の寝顔を見る。


指で長い髪を首筋が見えるように後ろへ流した。


彼女の綺麗な首筋には無数の跡。


そっと布団をめくると、胸からお腹の辺りまである。


もしかして、太ももにまで跡つけてるかも…



つーか、どーせつけたんなら、記憶あるときにつけたかった…




この柔らかい裸に吸い付いて、オレのって印つけて…





こんないっぱいあるなら、あと何個増えても一緒だろ。



どーせ、彼女には嫌われて振られたし…


これが最後だ……






彼女の首筋に吸い付く。


甘い香りがして

クラクラする……



すげぇ、気持ちいい…






「ユリ……愛してる…」










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