最初最後彼氏!
時間の流れは早いもので、あっという間に3日が経ってしまった。

・・・俺は決めた。

怜を守るたったひとつの方法。





「修斗・・・、あたし、恐いよ・・・。」

「大丈夫だ。怜は・・・、何が何でも俺が守る。だから安心しろ。」

といって、触れるだけのキスを交わして、あいつの家に向かった。




「あっ、ちゃんと来てくれたのね。もしこなかったらお迎えにでも行ってあげようと思っ
てたの♪」



「さ、修斗くん。あたしとの契約のお返事、どうするか決まった?」

「あぁ・・・。」

「いい返事、期待してるわ♪」

「俺は

















 怜と別れて、お前と手を組む。」




「えっ・・・?修斗・・・?」

「それはそうよね。大切な怜ちゃんに傷がつくなんて・・・、嫌だものね♪」

「ねぇ、修斗、なんで?嫌だよ・・・。あたし、嫌だよ・・・!」

「ごめん。怜。お前を守る方法はこれしかないんだ。もう、別れよう。」

「イヤ・・・!イヤァー!!」

「・・・この子を家まで送ってあげなさい。」

「「かしこまりました」」


執事らしき奴とメイドらしき奴に無理矢理連れて行かれる怜。

・・・あいつ、すんげー泣くんだろうな・・・。


ごめん怜。

本当に愛してるから、傷つくところなんて見たくねぇんだ。



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