愛しいヴァンパイアくん!?
え!?〜カノンsaid〜

【ヴァンパイアだ…】
え?
ヴァンパイア!?
ヴァンパイアってきゅッ吸血鬼だよね…!?

でッでも弘樹は弘樹だもんね!

「わッ私受け止めれるよ?」
私は弘樹を受け止める決心がついた。

弘樹を好きになったんもん!しょッ正体なんて関係ないよ!!

「え?今なんて言った?」
びっくりした顔で私を見てきた。

「だからー!弘樹がヴァンパイアでも私は弘樹を嫌いにならないよ!」

「ほ、本当か?」
きょとんとした顔で私をみて言ってきた。

弘樹可愛いー!

「本当だよ!」

私はまた弘樹の胸のなかにいた。
本日2回目だよー。
弘樹の胸のなかはすっごく居心地がいい。

「ありがとうな。」
うん?なんか弘樹声おかしくない?
え!?もしかして?

「弘樹もしかして泣いてる?」

「なッ!泣いてねぇよ…」
やっぱ泣いてる。どうしたんだろ?

「ねー!どうしたの?」
言ってみた。
弘樹は抱き締めていた私を離して理由を話してくれた。

「俺まぢでカノンに嫌われるって思ってたから…」
弘樹は私が正体を知った途端弘樹を嫌いになるって思ってたんだって。
まぁ確かに聞いたときはびっくりして頭の中が真っ白になったよ!
でも私は嫌いになったりしない…

「なんで俺の事嫌いになったりしなかったの?」
弘樹が聞いてきた。

考えてなかった。
どうしてだろうね?

「なんでだろ?」
自分でも分からなかった。
「じゃあ俺の事怖くねぇの?」

「全然♪」
弘樹の事怖いと思った事一度ないよ!!

「嫌いになれないぐらい好きなのかもしれない。」
言って弘樹に抱きついた。
そう嫌いになれないぐらい好きになったんだよ私は。
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