私の貰ったもの



「ん?」


遥は目が合った途端、フイ、と外を見た


『ここ』



電車の扉が開くと同時に、新鮮な空気を吸った



「いいところだな」


そう呟くと、遥は泣きそうな顔になって、コクンと頷く



「行こう―…」



頭をポン、と叩くと
遥は涙を浮かべた笑顔になって


俺の隣を歩きだした――…



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